虫けら

先日、大阪の主婦さんが英語会に参加したときに大多数の人が一言も発しなかったと書いてました。
英語力の問題ももちろん大きかったと思いますが、性格的に大勢の前で話すのは苦手という人もいたと思います。

私の仕事はアシスタントなので、大勢の前で発表する機会は全くありません。たまに何か説明会に参加して、質問しないといけないときは、日本語でもドキドキしますが、疑問を抱えたままには出来ないので、そこは質問するようにしています。

時と場合にもよりますが、どちらかというと物怖じしない性格です。でも、小さい時からそうだったわけではありません。

そういうと、大人になってから友人になった人には「うそだー!」と失礼なことを言われるのですが、小学校5年生までは本当に、誰かの背中に隠れているのが安心な子供でした。できるだけ目立たないことを良しとしていました。

しかも小学校1年生のときは同級生の女の子にいじめられていて、毎朝「おなかが痛い」と言って、なんとか休もうとしていました。しょっちゅう泣いていました。

お友達はいたけれど、ほんとうに私は地味ーで特技も何にもありませんでした。

私が変わった切っ掛け。それが「虫けら」だったのです。

なんのこっちゃ、って感じですよね

思い返してみると、小学校5年生のときの担任の先生がとっても明るくて、面白くて大好きでした。そこで、まず私は学校が楽しくなりました。クラスメートも良かったように覚えています。

出会いは大事ですね。

そこで、ある事件がおこったのです。

それは授業参観でした。

大好きな国語で、詩の朗読をすることになっていました。
なぜかその詩がとても気にいた私は、家で何度も練習をしました。

そして授業参観の日、めったに手をあげない私が、何を思ったのか
「この詩を読みたい人」と先生に言われて
真っ先に勢いよく手をあげました。

私の勢いに押された先生は、もちろん私を指名してくれました。
そして私は精一杯、心を込めて大きな声で読みました。

その詩のタイトルが「虫けら」だったのです。

ジミーな詞で、とくに盛り上がるところもなかったと思うのですが
完全に感情移入して、大きな声で読み上げました。

すると読み終わると、今まで聞いたことのない大拍手と歓声がありました。

授業参観だったので、後ろにいた保護者の方からの「すばらしい!」という声が重なって、また先生もとてもほめてくれて、私は初めて人前で何かほんのちょっとだけやり遂げたことを実感した瞬間でした。

それから、段々と人と話したりすることが好きになりました。社交的な性格に変わっていった瞬間だったと思います。

人はとにかく「成功体験」が必要だと思います。
それがどんなに小さくても、ひとつひとつが大したことなくても、そんなことが積み重なると、きっと自信がつくと思います。

私の場合は、先生が良かったからそれが引き出されたのだとは思います。でも、今からでも、自分の力でも成功体験は得られると思います。

自分で目標を作って、それを達成する! するとそれが絶対に自信につながります。
まずは小さな目標がいいと思います。例えば一日30分勉強する。
今までやってなかった人が30分でもやるのは大変です。

次に試験を目標にしてみる。
英検1級に受かるのが最終ゴールだとすると、まずは小さな目標、例えば語彙で17点とる、などにフォーカスするのもいいかもしれませんね。

私の場合はついつい大きなゴールしかたてないので、大人になった今、成功体験がめったに得られませんが・・・(これじゃあ、なんの参考にもなりませんネ・・・。すみません。)

そうそう、子供のころのこの体験があるので、英語を教えたり、日本語を教える機会があるときには「必ず何か褒める」ようにしています。自分が褒めて欲しいので、人も褒めるようにしている・・・はずデス。褒めてないかな?最近?たまには反省します・・・。


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すごいタイトルでどんな内容になるかと思って読んだわ。
なるほどね~。成功体験。たしかにそうやわ。。

今のMILKさんを知ってるだけに、その小学生のころのじみーなMILKさんが想像つかないけど(爆)

褒めるって大切~。。。
今の小学英語レッスンでも必ず、褒めるようにしてる。それもいつも同じ子供じゃなくて、日替わりでもいいから、順番にいいところみつけ、そして、その子だけを褒めるんじゃなくて、「●●ちゃんがいい質問してくれました~。すごいわ。」とか、必ず
他の子供たちに名前とその功績を(爆)

すると他のみんなも「さらにがんばろう」って思うかんじ(爆)

大人になって成功体験って…少なくなったわ。。いや、ないかも(汗)専業主婦になってほんと、ないかも・・(汗)
仕事してると、やりがいとか、なにか達成できたこととかあるんちゃうかな。。。
そらその引き換えにむっちゃストレスフルなこともあるだろうけど。。


そういう成功体験とか達成感求めて英語やってるんかもしれんわ。。私。。(爆)

大阪の主婦さんへ

このあいだ実家の母とも話したんですけど、私はほんとーに地味ーな子で、3人兄弟なんですが一番大人しくて、どうしようかと思ったそうです。変わるもんですね(爆)

さすが、大阪の主婦さん!
他の子供たちの前で、ちゃんとその子の名前を言って褒める!
素晴らしいです!!!
皆の前で褒められる経験って子供時代に特に大事ですよね!
他の子もやる気がでますし、やっぱり褒めるのが何でも成功の秘訣ですよね。
学校の先生がみなさん、そうしてくれてるといいなぁ。
大阪の主婦さんは、やっぱり根っからの先生向きですね♪
いつか絶対、カリスマ英語塾先生になると思います。

成功体験と達成感求めて英語やってる・・・まさにそうです!
今までわからなかった文が読めるようになるとか、コミュニケーションがとれるようになったとか、色んな国の人と話せるようになったとか、やっぱり自分の成長が見えるのが楽しいですよね。

確かに仕事は達成感や成功体験があるから頑張れるんですよね。
(わがまま外人をなんとか操縦することに成功したときとか!笑)
主婦業は家族がお礼を言ってくれないと中々達成感得られないですものね。
プチ達成感得るために、たまに頑張ってお料理作って、テーブルセッティング頑張ったりしますが・・・

お互い、英語道で達成感得ましょう!

いいお話だなーと思って、「詩 虫けら」で検索してみました。
大関松三郎さんという方の詩ですか?
大好きな詩を読むために勇気を出して頑張ったMILKさんと、
それをしっかり評価して賞賛することができた教室内のみなさんと、
とてもすてきだなと思いました。

ぴっぴさんへ

大関松三郎さんの詩です!
10代のころは、この詩をそらで案じることが出来たと思います。それくらい強烈な成功体験でした。

ほんとにそうですね。
良い方々が周りにいたお蔭ですね!
自分に子供がいませんが、一人でも多くの子供が一言でも多く毎日褒められて欲しいな、と思います。
私も恩返しをする年齢ですかね~。英語で私も何か出来るように行動したいと思います。
温かいコメントありがとうございました!
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